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保険料が高いと感じたら見直す前に確認したい5つのポイント

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毎月の保険料、正確に把握できていますか?

家計の固定費を見直そうとしたとき、多くの人が真っ先に気になるのが「保険料」ではないでしょうか。

生命保険、医療保険、がん保険、学資保険…気づいたら複数の保険に加入していて、合計すると月3万円以上払っているご家庭も珍しくありません。

とはいえ、「何となく不安だから解約できない」「万が一のときに困りそう」と感じて、なかなか手をつけられないのも正直なところですよね。

この記事では、保険を見直す前に確認しておきたい5つのポイントを整理しました。いきなり解約や変更をすすめるのではなく、まず「自分の保険の状態を把握する」ところから始めましょう。

保険を見直す前に確認したい5つのポイント

① 今、どんな保険に何本入っているか把握できているか

見直しの出発点は、「加入している保険をすべて書き出すこと」です。

意外と多いのが、「昔、親に入ってもらった保険」「職場の団体保険」「銀行で勧められた保険」などを合わせると、自分でも何に入っているか分からなくなっているケースです。

まずは保険証券(けいやくの内容が書かれた紙)や、銀行口座の引き落とし明細を確認して、月にいくら、どの保険会社に払っているかを一覧にしてみましょう。

  • 保険会社名・保険の種類
  • 毎月(または毎年)の保険料
  • いつまで払うか(払込期間)
  • どんな保障があるか(死亡・入院・がんなど)

この一覧を作るだけで、「こんなに払っていたのか」と気づくことがよくあります。

② 公的保障(社会保険)で、どこまでカバーされているかを知っているか

保険を考えるうえで見落とされがちなのが、会社員や公務員なら国の制度でかなりの保障があるという事実です。

たとえば、こんな制度があります。

  • 高額療養費制度…ひと月の医療費が一定額を超えると、超えた分が戻ってくる仕組み。収入によって異なりますが、多くの会社員は月8〜10万円程度を超えると国が補填(ほてん)してくれます。
  • 傷病手当金…病気やケガで4日以上働けなくなったとき、給料のおよそ3分の2が最長1年6ヶ月支給されます(健康保険加入者のみ)。
  • 遺族年金…家族の働き手が亡くなった場合、残された家族に一定の年金が支給される制度です。

これらを知らずに「万が一が怖いから」と大きな民間保険に入ると、実は二重に備えていることになります。まず公的保障で何がカバーされるかを確認することが、無駄な保険料を払わないための第一歩です。

③ 「特約(とくやく)」が積み重なっていないか

特約とは、主な保険に「追加オプション」としてくっついている保障のことです。

「入院したとき1日5,000円」「がんと診断されたら50万円」など、聞こえはよいのですが、月々の保険料を押し上げている主な原因のひとつが特約の積み重ねです。

実際に、ある30代の方が保険証券を見直したところ、主契約の保険料は月3,000円だったのに、特約を合わせると月12,000円を払っていたというケースがありました。

特約は「なんとなく不安だから」と追加しやすい反面、本当に必要か改めて確認してみると「これは使う場面があまりないかも」と感じるものも出てきます。保険証券に記載されている特約の一覧を確認してみましょう。

④ 保障額が今の生活に合っているか

保険は「入ったときの状況」に合わせて設計されています。しかし、家族構成や収入、住宅ローンの残高などは時間とともに変わります。

たとえば、こんな変化が保険のニーズに影響します。

  • 子どもが独立して、死亡保障の必要額が下がった
  • 住宅ローンを完済し、団信(ローン返済中に死亡した場合にローンが免除される保険)が適用されている
  • 共働きになり、片方が亡くなっても生活が維持できる収入になった

逆に、独身だったときより保障を手厚くしたほうがよいケースもあります。見直しのポイントは「今の自分の生活に必要な保障はどのくらいか」を基準に考えることです。

⑤ 貯蓄型・掛け捨てのどちらに入っているか分かっているか

保険には大きく2種類あります。

  • 掛け捨て型…保障期間中に何もなければ保険料は戻らないが、保険料が安い
  • 貯蓄型(終身・養老など)…解約したときに「解約返戻金(かいやくへんれいきん)」が受け取れるが、保険料が高め。低金利の時代は増える額が少ないことも多い

貯蓄型は「保険でお金も増やせる」という考え方ですが、今は金利が低いため、増える額が少ない商品も多く、保険料が家計を圧迫しているケースがあります。「貯蓄と保障は別々に考えたほうがよい」という考え方も一般的です。

ただし、加入してから日が浅い貯蓄型保険を解約すると、払った保険料より少ない額しか戻らないこともあります。解約前には必ず保険会社に返戻金の額を確認しましょう。

「保険を見直す」前にやること、まとめ

保険の見直しは、いきなり「解約しよう」「乗り換えよう」と考えるより、まず現状を把握することが大切です。

以下のステップを順番に確認してみてください。

  1. 加入している保険をすべて書き出す
  2. 社会保険(高額療養費・傷病手当金など)で何がカバーされるかを調べる
  3. 特約の一覧を確認し、本当に必要かを考える
  4. 保障額が今の生活状況に合っているかを見直す
  5. 貯蓄型か掛け捨て型かを確認し、解約前に返戻金を把握する

この5つを確認するだけで、「払いすぎていた」「実は不要な特約があった」と気づける方は少なくありません。

保険の相談、どこでするのがいい?

保険の見直しに迷ったら、無料の保険相談窓口を使う方法もあります。ショッピングモールや駅近くにある「保険の窓口」などで、複数の保険会社の商品を比較しながら相談できます。

ただし、以下の点は念頭に置いておきましょう。

  • 相談員は保険の販売を仕事にしているため、新しい保険をすすめられることがある
  • 相談は無料でも、契約すれば保険料は毎月発生する
  • 「今日決めなくていい」という姿勢で、その場で即決しないことが大切

相談前に「自分が本当に必要な保障は何か」を整理しておくと、アドバイスを冷静に判断しやすくなります。

まとめ:保険の見直しは、現状把握から始めよう

保険料は「固定費の中でも大きな見直し余地がある支出」のひとつです。

ただし、やみくもに削ると必要な保障まで失ってしまうリスクもあります。今回ご紹介した5つのポイントを確認しながら、「本当に必要な保障を、無駄なく持つ」という考え方で、じっくり整理してみてください。

保険料を見直した分を毎月の積み立てや生活防衛資金に回せるようになると、お金の安心感がじわじわ変わってきます。焦らず、一つずつ確認していきましょう。

よくある質問

Q. 保険の見直しはどのタイミングでするのがいい?

結婚・出産・子どもの独立・定年退職など、家族構成や収入が変わったときが見直しのベストタイミングです。年1回の確認習慣もおすすめです。

Q. 保険を解約すると損になることはある?

貯蓄型保険は解約返戻金が払込額を下回る時期があるため注意が必要です。解約前に保険会社に返戻金額を確認しましょう。

Q. 保険料の見直しで毎月いくらくらい節約できる?

不要な特約や重複している保障を整理するだけで、月3,000〜1万円以上削減できるケースもあります。家庭状況によって差があります。

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