気づいたら1万ポイント以上が失効していた
去年の秋のことです。スマホのポイントアプリを久しぶりに開いたら、こんな表示が出ていました。
「有効期限切れにより失効:12,400ポイント」
思わず声が出ました。12,400ポイントといえば、だいたい1万2,000円分。スーパーで2〜3回分の買い物ができる金額です。それが、何もしないうちに消えていた。
ショックというより、情けなくなりました。「ポイ活(ポイント活動)してる」と思っていたのに、ちゃんと使えていなかったことが恥ずかしかったんです。
そこから私は、ポイントとの向き合い方をゼロから見直しました。今回は、その体験をもとに「ポイントをちゃんと使いこなすためにやり直した5つのこと」を正直にお伝えします。
やり直した5つのこと
① 持っているポイントを全部書き出した
まず自分がどんなポイントを持っているか、全部紙に書き出しました。
出てきたのは、楽天ポイント・Tポイント・dポイント・Pontaポイント・クレジットカードのポイント・スーパーのスタンプカード…合計7種類。
それぞれの残高と有効期限を確認したら、失効間近なものが3つもありました。「貯まってるから大丈夫」と思っていたのは、完全な思い込みでした。
まず現状を把握する。これが一番最初にやるべきことだったと、このとき初めて気づきました。
② 使うポイントを2種類に絞った
次にやったのは、ポイントの「断捨離」です。
7種類も管理していたら、それぞれの残高や期限を追うだけで疲れてしまいます。私は生活の中でよく使うお店・サービスを確認して、貯めるポイントを2種類に絞りました。
具体的には、近くのスーパーとよく使うコンビニで使えるポイントを軸にして、クレジットカードのポイントをそこに連携させる形にしました。
「いろんな種類を貯めた方が得」という感覚があったんですが、分散させると管理が難しくなって結局どれも中途半端になるんですよね。少ない種類に集中した方が、ちゃんと使える金額まで貯まりやすいと気づきました。
③ 月に一度だけ「ポイント確認の日」を決めた
失効を防ぐために作ったのが、月1回の「ポイント確認の日」です。
毎月1日に5分だけ、スマホで残高と有効期限をチェックする。それだけです。カレンダーにリマインダーを入れておくと、忘れることがなくなりました。
月1回の確認を始めてから、「あ、そろそろ期限が来る」と事前に気づけるようになりました。期限が来る前に、日用品の購入や食費の支払いにあてるようにしています。
「いつか使おう」と思っているうちに消えていく。それを防ぐには、意識的なタイミングを作ることが一番シンプルでした。
④ 日常の支払いをポイントが貯まる方法に切り替えた
「特別なことをしなくてもポイントが貯まる」状態を作りたいと思って、支払い方法を見直しました。
具体的にやったのは、いつも現金で払っていたスーパーの支払いを、ポイントが貯まるカードかスマホ決済に変えただけです。
月の食費が3万円前後だとすると、1%還元でも毎月300円分。1年で3,600円分になります。「たった300円」と思うかもしれませんが、何も変えなければゼロのままです。
ただし、ここで気をつけたことがあります。「ポイントが貯まるから」という理由で、余分なものを買わないことです。ポイント目当てで不要な買い物が増えたら、本末転倒になってしまいます。
⑤ 貯めたポイントを「食費・日用品代」に使い切るルールを決めた
以前の私は、ポイントを「何か特別なものに使いたい」と思いすぎて、結局使えないままにしていました。
やり直してから決めたのは、貯まったポイントは食費や日用品の支払いに使い切るというシンプルなルールです。
特別感はないかもしれないけれど、毎月の支出が実質的に少し減る。それで十分だと思えるようになりました。
ポイントは「夢の使い道のために取っておく」より、「毎月の生活をちょっと楽にする」ために使った方が、長く続けられます。少なくとも私にとってはそうでした。
ポイント活用を見直す前に確認したいこと
ポイントはうまく使えばお得ですが、向き不向きや注意点もあります。
- ポイントを貯めるために、使わないものを買っていないか
- ポイントカードやアプリが増えすぎて、管理が面倒になっていないか
- クレジットカードを使う場合、支払いを毎月きちんと把握できているか
ポイント活用はあくまで「支出の中でお得にする手段」です。ポイントに振り回されて支出が増えたり、カードの使いすぎにつながるようであれば、一度シンプルに戻すことも大切です。
あの12,400ポイントが教えてくれたこと
失効した1万2,400ポイントは戻ってきませんでした。でも、あの体験がなければ、私はずっと「なんとなくポイントを貯めているつもり」のまま過ごしていたと思います。
ポイントを使いこなすのに、特別な知識も難しい仕組みも必要ありません。
今持っているポイントを把握して、月1回確認して、日々の支払いで自然に使う。それだけで、毎年数千円分のポイントをちゃんと生活に活かせるようになります。
「なんかうまく使えてない気がする」と感じている方は、まず今日、自分が持っているポイントの種類と残高を確認することから始めてみてください。きっと、思っていたのと違う現実が見えてきます。
まとめ:ポイントはシンプルに管理するほど使いやすくなる
今回お伝えした5つのやり直しをまとめます。
- ① 持っているポイントを全部書き出して把握する
- ② 使うポイントを2種類以内に絞る
- ③ 月1回だけ「確認の日」を決める
- ④ 日常の支払いをポイントが貯まる方法に切り替える
- ⑤ 貯まったポイントは食費・日用品代に使い切るルールを作る
どれも今日からできることばかりです。全部いっぺんにやろうとしなくていいので、まず①の「書き出す」だけでもやってみてください。それだけで、見えていなかったお金の流れが少しクリアになります。
ポイントは使って初めてお得になるもの。貯めっぱなしにしているうちは、まだお得にはなっていないんです。一緒に、少しずつ整えていきましょう。
よくある質問
Q. ポイントを効率よく貯めるには何から始めればいい?
まず使うお店・サービスを1〜2つに絞り、そこに集中してポイントを貯めるのが近道です。分散させると管理が難しくなります。
Q. ポイントはいつ使うのがいちばん得ですか?
期限が近いものから使うのが基本です。アプリで残高と期限を月1回確認する習慣をつけると、失効を防げます。
Q. クレジットカードのポイントと店舗ポイントは二重取りできる?
お店によっては両方貯まるケースがあります。ただし全店舗で使えるわけではないので、事前に確認してから組み合わせましょう。
