「節約しなきゃ」と思っているのに、なぜかお金が残らない
給料日の翌週はまだ余裕があるのに、月末になると口座の残高が不安になる……そんな経験、ありませんか?
外食を我慢したり、コンビニを避けたりと、なんとなく節約しているつもりなのに、気づいたらお金がない。「私ってどこで使ってるんだろう」と自分を責めてしまう方も多いと思います。
でも、安心してください。原因がわからないまま節約しようとしても、なかなかうまくいかないのは当たり前なんです。まず必要なのは「節約」ではなく、「現状を把握すること」です。
この記事では、家計が毎月赤字になりがちな人が最初にやるべき5つの手順を、順番にお伝えします。難しいことは一切なし。一緒に整理していきましょう。
手順①:先月1ヶ月分の支出をすべて書き出す
まず最初にやることは、「どこにお金が出ていっているか」を見える化することです。
銀行の明細やクレジットカードの利用履歴、スマホの決済アプリの履歴などを使って、先月1ヶ月分の支出を書き出してみましょう。
細かく分類しなくてOKです。最初は以下のような大まかな項目でじゅうぶんです。
- 家賃・住宅ローン
- 食費(スーパー・コンビニ・外食)
- スマホ・ネット
- 保険料
- サブスク(動画・音楽・アプリなど)
- 交通費
- その他の出費
「ぜんぶ書き出すのが面倒…」という方は、銀行アプリやマネーフォワードMEのような家計管理アプリを使うと、自動で集計してくれるので便利ですよ。
手順②:「毎月必ず出ていくお金」と「変わるお金」を分ける
書き出した支出を、2つに分類してみましょう。
- 固定費:家賃、スマホ代、保険料、サブスクなど毎月ほぼ同じ金額が出ていくもの
- 変動費:食費、外食費、日用品、娯楽費など月によって変わるもの
この分類をするだけで、「あ、サブスクだけでこんなに払ってたんだ」とか「食費が思ったより多い」といった気づきが生まれます。
特に固定費は、一度契約するとそのままにしがちです。でも、使っていないサービスに毎月お金を払い続けているケースは意外と多いんです。ここが最初の見直しポイントになります。
手順③:固定費に「本当に必要か?」と問いかける
固定費を洗い出したら、ひとつひとつに「これ、今も使ってる?」と問いかけてみてください。
よくある見直しポイントをいくつか挙げると…
- ✅ スマホが大手キャリアのまま(格安SIMに変えると月3,000〜5,000円ほど安くなることも)
- ✅ 保険に入りすぎている(死亡保険・医療保険・がん保険が重複しているケース)
- ✅ 使っていない動画・音楽サービスが複数ある
- ✅ ジムに登録しているが月に1〜2回しか行っていない
固定費は「削れば毎月ずっと効果が続く」というのが最大のメリット。一度見直すだけで、何もしなくても月々の支出が減ります。
全部を一気に変えなくていいんです。「これは確かに使ってないな」と思うものをひとつ解約するだけでも、立派な一歩です。
手順④:変動費の「なんとなく出費」を探す
固定費を整理したら、次は変動費の中にある「なんとなく出費」を見つける番です。
なんとなく出費とは、意識せずにお金が出ていってしまうもの。たとえばこんなもの。
- コンビニでとりあえずコーヒーを買う習慣
- 仕事帰りに疲れてついデリバリーを頼む
- ネットショッピングで「まとめ買いのほうがお得」と余計なものを買う
- セールだからと必要のないものを買う
これらは「悪いこと」じゃないんです。ただ、意識していないと積み重なって大きな金額になります。
食費や外食費が多く感じる場合は、「週に何回外食するか」の目安を決めるだけでも変わります。ガチガチにルールを決めなくていい。「週3回まで」くらいのゆるいルールで十分です。
手順⑤:「収入−貯金=使える金額」で逆算して管理する
ここまで来たら最後のステップです。
多くの人は「使って残ったら貯金しよう」と考えますが、これだとなかなか貯まりません。残ったお金を貯金するのではなく、先に貯金の金額を決めて、残りで生活するという考え方に切り替えましょう。
たとえば手取りが22万円なら、まず2万円を貯金用口座に移す。そして残りの20万円で生活する、というイメージです。
金額は最初から大きくなくてOK。「月5,000円から」でもいいんです。大切なのは、仕組みとして先に分けてしまうことです。
給与が振り込まれたら自動的に別口座に移す「自動積立」の設定を使うと、意識しなくても貯金できるので特におすすめです。銀行の窓口やアプリで簡単に設定できますよ。
まとめ:「全部一気に」じゃなくていい
今回お伝えした5つの手順を、もう一度まとめます。
- ① 先月の支出をすべて書き出す
- ② 固定費と変動費に分ける
- ③ 固定費に「本当に必要か?」と問いかける
- ④ 変動費の「なんとなく出費」を探す
- ⑤ 収入から先に貯金額を引いて管理する
完璧にやろうとしなくて大丈夫です。まず①の「支出を書き出す」だけでも、今日の夜にやってみてください。「あ、こんなに払ってたんだ」という発見が、次の行動につながります。
家計の見直しは、一度やれば終わりじゃなく、少しずつ育てていくものです。焦らず、自分のペースで進めていきましょう。あなたのお金の未来は、今日のちょっとした行動から変わっていきますよ。
よくある質問
Q. 家計の見直しは何から始めればいいですか?
まず1ヶ月分の支出をすべて書き出すことから始めましょう。何にいくら使っているかを把握するだけで、無駄に気づきやすくなります。
Q. 毎月赤字になる原因はどこにあることが多いですか?
固定費(スマホ・保険・サブスク)の見直し忘れと、食費・外食費の「なんとなく出費」が重なることが多いです。まず固定費の確認がおすすめです。
Q. 家計簿が続かない場合、どうすればいいですか?
完璧な記録より「大きな支出だけ記録する」ゆるいやり方が続きます。アプリを使って自動連携する方法もおすすめです。
