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老後のお金が不安な人がまず知っておきたい年金の基本と備え方

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「老後のお金」が不安なのは、あなただけじゃない

「年金って、ちゃんともらえるの?」「老後までにいくら貯めればいいんだろう…」

こういう不安、なんとなく頭の片隅にあるけど、調べようとすると難しそうで後回しにしてしまう。そんな人、けっこう多いんじゃないかと思います。

実は私もそうでした。年金とか老後資金って、どこか「まだ先の話」という感覚があって、ちゃんと向き合えていなかったんですよね。

でも、少しずつ調べてみると、意外とシンプルな話だったりします。この記事では、老後のお金について「まず知っておきたいこと」と「今日からできる備え方」を、難しい言葉を使わずに整理してみました。

まず知っておきたい「年金の基本」

年金の話をするとき、「そもそも年金ってどういう仕組みなの?」というところから確認しておくと、不安が少し和らぎます。

年金は2階建て構造になっている

日本の年金制度は、大きく2つの層に分かれています。

  • 1階部分:国民年金(基礎年金)……日本に住む20歳以上60歳未満の人全員が加入するもの
  • 2階部分:厚生年金……会社員や公務員など、勤め先がある人が加入するもの

会社員の場合は、毎月の給料から自動的に引かれているので、気づかないうちに両方に加入しています。

実際にいくらもらえるの?

厚生労働省のデータによると、夫婦2人が受け取る年金の平均は月22〜23万円程度と言われています。

一方、総務省の家計調査では、老後の毎月の生活費は平均で約26〜27万円程度とされています。つまり、月3〜5万円前後が「不足する可能性がある金額」として浮かび上がってきます。

ただし、これはあくまで「平均」の話。自分の年金見込み額は「ねんきんネット」や「ねんきん定期便」(毎年誕生月に届くはがき)で確認できるので、ぜひ一度チェックしてみてください。

「老後2,000万円問題」を冷静に考えてみる

少し前に話題になった「老後2,000万円問題」。あの数字だけ一人歩きして、「2,000万円も貯められない、もう終わりだ…」と感じた人も多かったと思います。

でも、ちょっと冷静に考えてみましょう。

2,000万円という数字は、「月5万円の不足×30年(65歳〜95歳)=1,800万円」をおおまかに計算したもの。あくまで「平均的なモデルケース」での試算です。

実際には、

  • 退職後も働いて収入を得る人
  • 持ち家がある人・賃貸の人
  • 生活費がもともと少ない人
  • 年金を多くもらえる人・少ない人

…など、状況は人それぞれです。「2,000万円必要」という数字に怖がるより、「自分はいくら必要か」を考えることのほうがずっと大切です。

老後に向けて今日からできる3つのステップ

では、具体的に何から始めればいいか。順番に整理してみます。

ステップ1:自分の年金見込み額を確認する

まず「ねんきんネット」(日本年金機構の公式サービス)にアクセスして、自分が将来受け取れる年金の目安を確認してみましょう。マイナンバーカードがあればオンラインで簡単に登録できます。

「自分はいくらもらえるか」がわかるだけで、「あといくら自分で準備すればいいか」が見えてきます。これが老後対策の第一歩です。

ステップ2:月の不足額を計算して、目標額を出す

年金の見込み額がわかったら、次は「老後の月の生活費の目安」と比べてみます。

たとえば、「老後の生活費が月25万円で、年金が月20万円もらえそう」なら、月5万円の不足。これが20年続くと仮定すると、自分で準備したいのは1,200万円という計算になります。

「2,000万円」という大きな数字より、「自分には○○万円必要そう」という自分専用の目標のほうが、ずっとリアルで動きやすくなります。

ステップ3:少額でも「積み立て」を始める

目標額が出たら、次はそこに向けて少しずつ積み上げる仕組みを作ります。

おすすめの方法は2つあります。

  • iDeCo(個人型確定拠出年金)……老後資金専用の積み立て制度。掛け金が全額所得控除になるので、税金が安くなるというメリットがあります。原則60歳まで引き出せない代わりに、節税効果が大きいのが特徴です。
  • 新NISA(少額投資非課税制度)……運用で得た利益に税金がかからない制度。老後だけでなく、教育費や住宅費など幅広い目的に使えます。引き出しの自由度が高いのが魅力です。

どちらも「毎月少額から始められる」のがポイント。月5,000円や1万円からでも、時間をかけてコツコツ続けることに意味があります。

「まだ若いから大丈夫」は、一番もったいない

老後資金の準備で一番大切なのは、「早く始めること」です。

たとえば、月1万円を30年間積み立てると元本だけで360万円。これに運用による増加分が加わります。同じ月1万円でも、始める時期が10年遅くなるだけで、元本が120万円少なくなります。

「まだ30代だから」「あと10年あるから」という気持ちはわかるんですが、時間こそが老後資金の最大の味方なんです。

まとめ:不安に振り回されず、小さく動き出そう

老後のお金のことって、考えると不安になりがちですよね。でも今回整理したように、やることは意外とシンプルです。

  • まず自分の年金見込み額を確認する
  • 月の不足額から「自分に必要な目標額」を計算する
  • 少額でも積み立ての仕組みを作る

この3ステップを、焦らず一つずつ進めるだけでいい。「老後が怖い」という漠然とした不安より、「今月から月1万円積み立て始めた」という小さな安心のほうが、ずっと価値があります。

まずはねんきんネットを開いてみるところから、始めてみませんか?

よくある質問

Q. 年金だけで老後の生活費は足りるの?

平均的な夫婦世帯の年金受給額は月22〜23万円程度ですが、生活費との差が出る場合も。不足分は自分で準備する必要があります。

Q. iDeCoとNISAはどっちから始めればいい?

老後資金を目的とするならiDeCo、使い道を限定したくないならNISAが向いています。どちらも少額から始められます。

Q. 老後資金はいくら貯めれば安心できる?

一般的には2,000万円が目安として語られますが、生活スタイルや年金額により異なります。まずは自分の年金見込み額を確認するのがおすすめです。

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