新NISAは何から始める?初心者が最初に決めたい3つのこと

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NISAで資産形成を始める!初心者向けのステップバイステップガイド

新NISAに興味はあるけれど、「何から始めればいいのか」「いくら投資すればいいのか」「損をしたらどうしよう」と迷っている方は多いと思います。

私自身も、お金のことを考え始めたときに最初から自信があったわけではありません。制度の名前や非課税という言葉だけが先に入ってきて、具体的に何を決めればいいのかが分かりにくいと感じました。

この記事では、投資をすすめることを目的にするのではなく、新NISAを始める前に確認しておきたいことを、初心者向けに整理します。

  • 何のために投資するのか
  • 毎月いくらなら無理なく続けられるのか
  • どんな商品を選ぶ考え方を持つのか

NISAは便利な制度ですが、元本保証ではありません。焦って始めるよりも、自分の家計と目的を確認してから始めることが大切です。

目次

この記事でわかること

  • 新NISAを始める前に確認したい基本
  • 初心者が最初に決めるべき3つのこと
  • 生活防衛資金と投資額の考え方
  • 投資商品を選ぶときの見方
  • 始めたあとに後悔しにくくする注意点

新NISAは「利益が非課税になる制度」

NISAは、投資で得た利益にかかる税金が非課税になる制度です。通常、株式や投資信託などで得た配当金・分配金・売却益には税金がかかりますが、NISA口座で一定の条件を満たして投資した場合、その利益が非課税になります。

国税庁の説明では、令和6年以降のNISAは、18歳以上の居住者等が対象で、つみたて投資枠と成長投資枠で取得した上場株式等について、配当等や譲渡益が非課税になる制度とされています。

区分 年間投資上限額 主な対象 初心者との相性
つみたて投資枠 120万円 長期・積立・分散投資に適した投資信託など 始めやすい
成長投資枠 240万円 上場株式・投資信託など 商品選びに注意が必要
合計 360万円 2つの枠を併用可能 無理に上限まで使う必要はない

また、非課税保有限度額は全体で1,800万円、成長投資枠のみでは1,200万円が上限です。ここで大切なのは、「上限まで使える」ことと「上限まで使うべき」は違うということです。

参考: 金融庁 NISA特設ウェブサイト、国税庁 No.1535 NISA制度

最初に決めること1: 何のために投資するのか

新NISAを始める前に、まず考えたいのは「何のために投資するのか」です。目的が曖昧なまま始めると、相場が下がったときに不安になりやすくなります。

目的 期間の目安 考え方
老後資金の準備 20年以上 長期で積み立てやすい
教育費の一部 10年以上 必要時期が近づいたらリスクを下げる
将来の選択肢を増やす資金 10年以上 無理のない範囲で続ける
数年以内に使うお金 1〜5年 投資より預貯金向きの場合が多い

数年以内に使う予定があるお金は、投資に回さないほうが安心です。必要なタイミングで元本割れしている可能性もあるためです。

最初に決めること2: 毎月いくらなら続けられるのか

新NISAでは年間投資枠が大きくなっていますが、初心者が最初から大きな金額を入れる必要はありません。生活費や急な出費への備えを残したうえで、無理なく続けられる金額にすることが大切です。

  1. 毎月の収入と支出を確認する
  2. 生活防衛資金を確保する
  3. 近いうちに使う予定のお金を分ける
  4. 残った余裕資金の一部を積立に回す

生活防衛資金とは、急な出費や収入減に備えるためのお金です。目安は人によって違いますが、会社員であれば生活費の3〜6か月分、自営業や収入が不安定な場合はもう少し厚めに持つ考え方もあります。

毎月の積立額 年間の投資額 向いている人
5,000円 6万円 まず慣れたい人
1万円 12万円 家計に少し余裕がある人
3万円 36万円 貯蓄と投資を並行できる人
5万円 60万円 生活防衛資金があり、長期で続けられる人

最初に決めること3: どんな商品を選ぶ考え方を持つのか

初心者が商品を選ぶときは、「何が一番儲かるか」よりも「自分が理解できるか」「長く持ち続けられるか」を重視したほうがよいと思います。

つみたて投資枠では、長期・積立・分散投資に適した一定の投資信託が対象です。商品を見るときは、投資対象、信託報酬、純資産総額、運用方針、値動きの大きさを確認しましょう。

確認する点 見る理由
投資対象 どの国・資産に投資しているかを知るため
信託報酬 保有中にかかるコストを確認するため
純資産総額 多くの資金が集まっているかを見るため
運用方針 自分の目的と合っているか確認するため
値動きの大きさ 下落時に耐えられるか考えるため

SNSやランキングだけで選ぶのは避けたいところです。ランキングは参考になりますが、自分の目的やリスク許容度に合うとは限りません。

NISA口座を開く金融機関は1つに絞る

NISA口座は、つみたて投資枠と成長投資枠を別々の金融機関で使うことはできません。2つの枠は一つの金融機関で利用することになります。

比較ポイント 確認したいこと
商品数 自分が買いたい投資信託があるか
手数料 売買や保有にかかる費用が高すぎないか
積立設定 毎月・毎週など設定しやすいか
画面の使いやすさ 初心者でも迷わず操作できるか
サポート 困ったときに調べやすいか

始めたあとにやってはいけないこと

新NISAを始めたあとに気をつけたいのは、短期の値動きで慌てて判断しないことです。投資信託や株式は、上がる時期もあれば下がる時期もあります。

  • 生活費まで投資に回す
  • SNSで話題の商品に急いで乗る
  • 下落しただけで理由を考えずに売る
  • 仕組みが分からない商品を買う
  • 非課税枠を埋めること自体が目的になる

NISAは節税面で有利な制度ですが、投資のリスクが消えるわけではありません。制度を使うことよりも、自分が続けられる形にすることを優先したいところです。

初心者向けチェックリスト

チェック項目 確認
毎月の収入と支出を把握している □
生活防衛資金をある程度確保している □
5年以上使う予定のないお金で始める □
投資の目的を言葉にできる □
商品の投資対象とコストを確認した □
値下がりしても続ける方針を考えた □
公式情報や目論見書を確認した □

まとめ: 新NISAは「急いで満額」より「無理なく続ける」

新NISAは、投資で得た利益が非課税になる便利な制度です。年間投資枠も大きく、長期の資産形成に活用しやすい仕組みになっています。

ただし、初心者が最初から満額を目指す必要はありません。まずは、何のために投資するのか、毎月いくらなら無理なく続けられるのか、どんな商品を選ぶ考え方を持つのかを決めることから始めるのが現実的です。

投資は、将来の不安を減らすための手段のひとつです。生活を不安定にしてまで始めるものではありません。焦らず、家計を整えながら、自分に合った金額で少しずつ続ける。新NISAは、そのための選択肢として考えるのがよいと思います。

注意: 本記事は、筆者が公的情報や各種資料をもとに、初心者向けに制度の考え方を整理したものです。特定の金融商品や金融機関を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。制度や税制は変更される可能性があるため、最新情報は金融庁・国税庁・各金融機関の公式情報をご確認ください。

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