「税金って、なんか怖い」と思ってた私の話
正直に言うと、つい最近まで税金のことをほとんど考えたことがありませんでした。
毎月の給与明細を見ても、「所得税」「住民税」「社会保険料」といった項目が並んでいるのに、「まあ引かれるものはしょうがない」と流し読みしていたんです。
でもある日、友人との会話でこんなことを言われました。
「ふるさと納税、もうやってる? 税金で損してるよ」
……ドキッとしました。
「損してる」という言葉が頭に残って、その夜スマホでいろいろ調べはじめたのが、私の「税金の勉強」のスタートです。
まず、給与明細をちゃんと見てみた
最初にやったのは、毎月もらっている給与明細をじっくり眺めることでした。
今まで「手取り金額」しか確認していなかったのですが、そこには意外といろんな項目が並んでいました。
- 所得税:国に納める税金
- 住民税:住んでいる市区町村に納める税金
- 健康保険料:病院にかかるときのための保険
- 厚生年金保険料:老後の年金のための積み立て
- 雇用保険料:失業したときのための保険
合計すると、手取りとの差額が月に3〜4万円以上。
「こんなに引かれてたのか……」と、ちょっとため息が出ました。
でも同時に、「この中で自分でなんとかできるものって、あるのかな?」という気持ちも芽生えてきました。
「税金を減らす」って、実はまっとうな話だった
調べてみると、「控除(こうじょ)」という仕組みがあることを知りました。
控除というのは、税金を計算するときに「この分は引いて考えてください」と申告できる制度のこと。難しく聞こえますが、要は「合法的に税金の負担を少し減らせる仕組み」です。
代表的なものをいくつかまとめると、こんな感じです。
- ふるさと納税:好きな地域に寄附をすると、翌年の住民税などが減る。返礼品ももらえる
- 生命保険料控除:生命保険に加入していると申告できる。年末調整でやっている人も多い
- 医療費控除:1年間に支払った医療費が10万円を超えたら確定申告で取り戻せる
- iDeCo(イデコ):老後のための積み立てで、積み立てた分が所得から差し引かれて税金が減る
「知らなかっただけで、もっと前からやっておけばよかった……」と思いました。でも「知った今からやればいい」とも思えたので、落ち込みすぎず次のステップに進めました。
最初にやってみたのは「ふるさと納税」だった
正直、最初は「手続きが面倒そう」「難しそう」と思っていました。でも調べてみると、思ったよりずっとシンプルでした。
ざっくり言うと、こういう流れです。
- ふるさと納税のサイトで自分の「上限額」を調べる(年収などを入力するとだいたいの目安がわかる)
- 好きな地域の返礼品を選んで寄附する
- 「ワンストップ特例制度」を使えば、確定申告なしで税金の控除を受けられる(会社員の場合)
最初は小さな金額からやってみましたが、食品や日用品の返礼品をもらいながら税金の負担が減るという体験が、想像以上に「お得感」がありました。
「税金って、ただ取られるだけじゃないんだ」と実感した瞬間でした。
年末調整・確定申告って何が違うの?
ここで少し引っかかったのが、「年末調整」と「確定申告」の違いです。
年末調整は、会社が1年間の税金の過不足を自動的に調整してくれる仕組みです。12月に書類を会社に提出するやつですね。ほとんどの会社員はこれで完結します。
確定申告は、自分で税務署に申告する手続きです。フリーランスや個人事業主は必須ですが、会社員でも以下のような場合は自分で申告すると税金が戻ってくることがあります。
- 医療費が年間10万円を超えた
- 副業などの収入が年間20万円を超えた
- 住宅ローンを組んだ初年度(2年目以降は年末調整でOK)
確定申告と聞くと身構えてしまいますが、最近は国税庁のサイトで案内に沿って入力するだけで書類が作れるようになっているので、以前よりずっとハードルは低くなっています。
税金を知ることは、お金を守ることだった
勉強を始める前は「税金なんて難しくて自分には関係ない話」だと思っていました。
でも実際に少しずつ調べてみると、難しいルールよりも「知っているかどうかで損得が変わる」という感覚のほうが強くなりました。
節約や貯金というと、どうしても「何かを我慢する」イメージがありますよね。でも税金の仕組みを使うのは、我慢でもなく、何かを諦めることでもない。正しい知識を使って、払いすぎを防ぐだけのことです。
「難しそう」「自分には関係ない」と思っている人ほど、実は損をしていることが多いかもしれません。
まず今週できること、1つだけ
税金の勉強は、いっぺんに全部やろうとしなくて大丈夫です。私も少しずつしか進んでいません。
まずは今週、給与明細を一度だけちゃんと見てみてください。「所得税」「住民税」がいくら引かれているかを確認するだけでOKです。
それだけで「自分のお金がどこに行っているか」が少し見えてきます。見えてくると、次の一歩が踏み出しやすくなります。
税金のことがわかってくると、お金全体のことが少しずつクリアになってきます。難しく考えすぎず、一緒にゆっくり進んでいきましょう。
よくある質問
Q. 税金の仕組みを勉強するには何から始めればいい?
まず「所得税」「住民税」「社会保険料」の3つが給料から引かれていることを知るだけでOK。給与明細を見ながら確認するのが一番わかりやすいです。
Q. 会社員でも税金を自分で減らすことはできる?
できます。ふるさと納税・生命保険料控除・医療費控除・iDeCoなどを活用すると、合法的に税金の負担を減らすことが可能です。
Q. 確定申告は会社員には関係ない?
基本は会社がやってくれますが、医療費が年10万円を超えた場合や副収入がある場合は自分で確定申告すると税金が戻ってくることがあります。
